「瓢池園製 水辺の鴨図足付花瓶」
2017年1月2日
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
アクセサリーミュージアムで2月15日から開催される「オールドノリタケ~近代輸出磁器の煌めき~」展での出品作から酉年にちなむ一点「瓢池園製 水辺の鴨図足付花瓶」(八雲いつか氏撮影)
明治時代、東京絵付ではウィーン万国博覧会事務掛けを務めた河原徳立(1845-1914)の瓢池園が当時最も規模が大きく、国内外の博覧会で多くの賞を受賞した。河原徳立三男の三郎は百木家の養子になり、その後大倉陶園の社長として、日本の近代窯業になくてはならない人物となり、その志は息子の百木春夫にも受け継がれた。