三田村有純教授「改組 新 第一回日展」会員賞受賞
2014年10月31日
東京芸大の三田村有純教授が「改組 新 第1回 日展」の工芸第四科で最高賞に当たる会員賞を受賞されました。
写真は毎年お正月におめでたいお花を入れて飾る三田村先生作の富士山の花瓶です。
改組された日展の第一回ということで、どの部門もどんな作品が受賞するのか非常に注目していたが、三田村先生の作品とお聞きして納得。
受賞理由は、木胎造形・本堅地塗・金研ぎ出し蒔絵・呂色仕上げと漆芸のしっかりとした伝統技法のもと、新しい感性の造形力で現代を感じさせる。作者の言葉を添えるならば
『ゆらゆらと たちのぼりゆき ほむらたつ ことのゆくすえ くろきひかりに』
と記してあり、しみじみと作者の制作意識を深く感じさせる秀作である。」
とあります。作品を拝見するのが楽しみです。